巣鴨駅|レストランの居抜き物件・居抜き店舗・店舗物件の情報
巣鴨駅のレストランの居抜き物件・居抜き店舗・貸店舗一覧
巣鴨駅の概要
交通の便が良く、生活の利便性も高いエリアで、下町情緒あふれる街並みが特徴のエリアです。「巣鴨地蔵通り商店街」が有名ですが、その他にも買い物スポットが多数。地域住民、そして観光客の両方に親しまれています。近年、若者に注目されているエリアです。
交通アクセス
巣鴨駅はJR山手線・都営三田線の2路線が利用できます。新宿や渋谷、池袋、東京などの主要駅に乗りかえなしで、20分以内でアクセス可。また、バスの交通網も充実しています。都電荒川線「庚申塚」駅も徒歩圏内です。
エリアの特徴
巣鴨はお年寄りが多く、下町の雰囲気が感じられる街です。治安も良いです。「高齢者の原宿」というパブリックイメージが定着している街でしたが、近年はそれだけには限らず年齢層が広がって来ています。
買い物スポットが多く、利便性が高いので、年々人気が高まっています。駅に直結しているショッピングモールは、仕事帰りのビジネスマンやOLにも人気。北口側には、カラオケやフィットネスクラブ、深夜営業しているスーパーやドラッグストアがあり、終日人通りが多いです。一方、南口周辺にも、飲食店やオフィスやカラオケ、飲食店等が建ち並び、人通りが多数。深夜まで営業している店も多いのが特徴です。
地域住民の買い物スポット且つ観光スポットとしても知られているのが、「巣鴨地蔵通り商店街」。江戸時代には、中山道の休憩所として栄えました。現在は、おばあちゃんの原宿とも呼ばれています。約800mにわたる商店街で、昔ながらの商店や飲食店、食べ歩きグルメの店などがあり、観光客も多数。毎月4・14・24日には縁日が開かれ、地蔵通りに露店が軒を連ね、10~15万人の人で賑わうと言われています。この商店街は、とげぬき地蔵への参道でもあるため、参詣者も多く通ります。観光客をメインターゲットとしているからか、全体的に店じまいが早いのが、この商店街の難点といえるでしょう。17時~18時には大半の店が閉店するので、地域住民にとっては若干不便かもしれません。
巣鴨地蔵通り商店街と対照的なのが、「巣鴨駅南口一番街」です。昭和の雰囲気が感じられ、スナックや居酒屋などが建ち並んでいます。昼間は静かで、閑散としています。
白山通り沿いには、オフィスビルやマンションが建ち並んでいます。天候問わず集客できるアーケード商店街もあり、地域住民で賑わっています。そして白山通りは、西側と東側で雰囲気が異なるのが、大きな特徴です。西側は庶民的な街で、東側は洗練された住宅街と正反対の雰囲気です。駅から駒込に向かう途中には重厚感あるお屋敷街があり、このあたりは「大和郷(やまとむら)」と呼ばれ、岩崎財閥ゆかりの住宅街として知られています。
近年、巣鴨のレトロな雰囲気に魅せられる若者も増えてきて、高齢者以外にも幅広い客層に支持されているエリアです。今、昭和の雰囲気を感じさせる赤羽や北千住の人気が集まっているのと同じく、巣鴨のような古き良き文化やモノを持った町への注目も徐々に高まっているようです。
出店のポイント・物件の特徴
巣鴨で多いのは、和食店です。やはり高齢者が多いエリアなので、なれ親しんだ味の和食が一番好まれるのでしょう。庶民的な店も多く、ラーメン・餃子・中華・定食屋などもあります。フレンチやイタリアン、エスニックなどは、ほとんどありません。
また、甘味喫茶や和菓子屋なども多いです。巣鴨の名物といえば、塩大福。商店街にも、塩大福の有名店がいくつかあります。
JR山手線内と交通の便が良い好立地なのに、全体的に物価が安いので、飲食店も比較的リーズナブル。庶民的な店が多く、たこ焼き・あんパン・スイートポテトなどの食べ歩きグルメも充実しています。「地蔵通り商店街」では、食べ歩きする若者を多く見かけます。
今後は、若者を客層として取り込む飲食店も、需要が高くなるでしょう。2018年には、注目度の高いベーグル専門店が巣鴨店がオープンしたのですが、これは都内初出店です。このような流れが続き、若者の注目度がさらに高まると、巣鴨はより活気あるエリアとなることが期待できます。
巣鴨は全体的に、リーズナブル且つ味の質が高く、こだわりある店が繁盛しています。エリアの検討は、特に重要です。賑やかな通りから一本入ると雰囲気が一転して、閑静でさびれた雰囲気のエリアになるところもあります。夜になると人通りが少なくなり、そういった地区についてはあまり治安が良いとはいえません。
周辺スポット
●
高岩寺
駅北口近くにあるお寺で、とげぬき地蔵尊で有名です。年配の人に人気の「洗い観音」もあります。
●
六義園
四季折々の自然を楽しめる都立庭園です。つつじや枝垂れサクラ、紅葉の名所としても知られています。
●
東洋文庫ミュージアム
東洋の歴史を知ることができる博物館です。日本一美しい本棚といわれる「モリソン書庫」、シーボルトゆかりの植物が植えられた庭園をのぞめるカフェもあります。
アクセスしやすい駅・エリア
●
大塚駅
大塚駅はJR山手線が乗り入れています。駅周辺には、飲食店が充実しています。北口側には、治安があまりよくない歓楽街があります。
●
駒込駅
東京メトロ南北線とJR山手線が利用可。新宿や東京にアクセスしやすいです。治安はよいですが、娯楽施設はほとんどありません。飲食店は主に駅前・商店街に集まっています。
巣鴨の賃料相場
- 1F(路面店)
- 23,756円/ 坪
- 地下階・空中階
- 15,640円/ 坪
2019年 | 2018年 | 2017年 | 2016年 | 2015年 | 2014年 | 2013年 | 2012年 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1F | 23,756円 | 23,176円 | 16,306円 | 19,730円 | 20,993円 | 23,038円 | 14,603円 | 15,059円 |
1F以外 | 15,640円 | 13,864円 | 12,294円 | 13,061円 | 12,382円 | 13,070円 | 15,286円 | 19,613円 |
上記情報は、当社が過去に収集した物件情報を、一定の条件に基づいて集計し表示したものです。
相場としての妥当性が保証された情報ではありませんので、あくまで参考情報としてご利用ください。店舗物件の賃料は、立地や構造等の様々な要素に左右されます。
巣鴨駅と賃料が近い駅
レストランの居抜き物件
業種の特徴
西欧の食文化は、いまやすっかり日本人の食生活に浸透しています。元々はひとくくりに「洋食」として取り扱われていた西洋各国の料理も、いまでは、フレンチやイタリアンのように専門化された業態が多くの店舗を展開し、日本における外食産業の一翼を担うまでになっています。また、レストラン業種が持つ業態の多様性と先進性は飲食業種全体の中でも屈指であり、若者を中心とした外食に関心の高い層には、最も注目されやすい業種と言ってよいでしょう。
物件の特徴
フロア・立地
レストランは、地下、空中階、路面に関わらず出店しています。他業種と比較してみた場合、レストランはそれほど路面物件である事に固執するような傾向は強くありません。それはレストランの場合、目的来店(顧客が無作為に店舗を選ぶのではなく、特定の店舗を目的として定めて来店する)による集客の比重が高いことが主な理由として考えられます。それどころか、好んで地下や路地の裏、住宅地の真ん中などのいわゆる「隠れ家立地」に店舗を出そうとするレストランも多くあります。立地にそこまでこだわらない反面、入居するビルのグレードを気にする傾向が強いのは、レストラン業種ならではといえるかも知れません。高級業態には特に顕著で、雑居ビルや古いビル等の、一般にグレードの低いとされるビルには、店舗の持つ格やイメージを損なう懸念から入居することは基本的にありません。
坪数について
レストランが入居する物件のサイズ感として多いものは、おおよそ30坪~50坪程度です。また、レストランはその価格帯が高くなるにつれ、ゆったりとしたスペースを確保するために席間を広めに取ったり、専用のバーカウンターや案内前の待合室を備えたり、料理ごとに固有の厨房スペースが必要であったりと、求める物件のサイズが席数に対して、より大きくなっていく、という特徴も持ちます。もちろん適正な物件の大きさは業態によって様々ですので、街の洋食屋さんやビストロのような店舗は、オペレーションの都合上、それほど大きな物件は必要とせずなく、10~20坪程度が適正とされます。
出店時のポイント
客単価と立地
客単価というものは、実際に運営する店舗の業態によって当然上下するものです。ラーメン店等の例外を除き、ダイニングバーであろうと中華料理店であろうと高級なもの、大衆的なものそれぞれあります。しかし、数ある飲食業種の中でもとりわけ、レストラン業態は、その触れ幅が大きい業種であると言えるでしょう。レストランは、客単価3~4,000円程の大衆店もあれば、4~6,000円の一般店、10,000円から時には30,000円を越すような高級店まで様々で、それぞれの価格帯に比較的幅広く店舗があり、それぞれの価格帯に対するニーズがあります。
メニューの値段はお店側が決めますので、客単価はお店側である程度自由に、調整することが可能です。しかし、当然ながら、客単価をただ上げたからといって売上が伸びるわけではありません。値段の高いお店には、それに見合った素材、料理技術、サービス、内装等がなければ顧客は定着しません。運営者は、自らの業態の目指すべき方向を具体的にイメージし、適正な客単価を見極め、設定(想定)することが肝要です。
また、レストラン業種に限った話ではありませんが、客単価は店舗の立地とも強く結びついています。なぜなら、その店舗の顧客となりうる人々はその物件の位置する地域に左右され、その顧客層が外食にどの程度のお金をかける人々なのかは、客単価に大きな影響を与えるからです。出店前の物件探しをする際には、自分の希望する店舗の業態だけに注意を払うのではなく、物件の場所から推定される顧客層とイメージしている業態の客単価にギャップがないよう、常に念頭においておき、よくよく物件の属する商圏を調査する必要があります。
コンセプトと予算について
レストランでの出店を目指す方で比較的多く見られるのが、芸術家や職人さんに近い思考を持つ方です。具来的なお店のコンセプトやこだわりを強く持つことは、お店を運営していく上での大きな武器となり、最も重要なものですが、出店段階でそのこだわりだけに目をむけてしまうと、予算や物件事情とのバランスが崩れ、出店の際に足かせとなってしまう事もありえます。全ての要望を満たす店舗物件が市場に出るかどうかは不確定であり、出たとしても他社と競合になることも多いです。そういった状況の中、限られた予算の中で何を優先すべきなのか、実際に出回っている物件とはどのようなものかを把握した上で、自分の店舗に必要な要素をある程度切り分け、客観視しておく事は、出店を目指す上で非常に重要となります。自分の予算や物件事情を予め理解し、物件に対する判断の精度や決断のスピードを高めておくことが、物件を取り逃す恐れを減らし、出店への近道となります。
特殊な造作について
こだわりのあるレストランを出店する際、ジャンルによっては特殊な厨房設備を必要とする場合があります(例:イタリアンにおけるピザ釜など)。これらは、一般の厨房設備より重かったり、必要とする電気・ガス容量が高いことが多く、ビルのフロア耐加重や設備容量などの条件を満たすかどうか、事前に注意を払っておく必要があります。
貸主からの評価
レストラン等の業種は洗練されたイメージを持つため、同じ重飲食業種である居酒屋等に比べると、ビルの価値を高めるものとして、貸主からの審査の際に有利に働く事が多くあります。お店のイメージをなるべく良く正確に貸主にアピールする事が出来れば、人気物件などで申込が競合した際に、他の出店希望者に差をつけ、審査、選定を勝ち残る可能性が高まります。その為にも、申込に添えて提出できる業態資料や、既存店の写真・HP等を準備しておいて損はありません。
オススメエリア
エリアで言うと、銀座、西麻布、麻布十番、代々木上原、神楽坂、広尾、恵比寿、六本木、代官山、表参道、路線で言うと、東急東横線や日比谷線沿いが、比較的富裕層が多く、高級レストラン業態に好まれます。高級業態に限らなければ、それ以外でも、ある程度人が集まるエリアであれば、どの立地でもレストランのニーズはあります。また、都市部繁華街に良く見られる商業施設などの飲食フロア物件にも人気が集まります。
検索条件
居抜き物件・貸店舗 | 主な成約事例
更新日: 2025/05/02