麻布十番駅|クラブ・キャバクラの居抜き物件・居抜き店舗・店舗物件の情報
麻布十番駅のクラブ・キャバクラの居抜き物件・居抜き店舗・貸店舗一覧
麻布十番駅の概要
駅としては比較的新しいですが、江戸時代から300年の歴史がある商店街があるエリアです。オシャレな店や老舗店などが混在している麻布十番商店街は人気スポットで、いつも賑わっています。高級住宅街そして大使館が多いインターナショナルな街でもあります。
交通アクセス
東京メトロ南北線と都営大江戸線の2路線が利用可。目黒駅や新宿駅は乗り換えなしでアクセス可。渋谷や東京、品川も1回乗り換えのみでアクセスでき、交通の便が良好。バスの本数が多く、広尾や六本木も徒歩圏内です。
エリアの特徴
港区にある駅で、2000年に開業した比較的新しい駅です。かつては陸の孤島になっていたエリアでしたが、南北線の開通により、オシャレなショッピングエリアとして賑わうようになります。六本木ヒルズも徒歩5分です。
オシャレな店や高級店がある一方で、老舗店や庶民的な店も多数あります。麻布十番街の人気スポットといえば、麻布十番商店街です。江戸時代から約300年の歴史がある商店街で、石畳の車道やレンガ色の歩道など洗練された街並みが特徴です。江戸時代や明治時代に創業した店、新しくオシャレな店が混在しており、いつも賑わっています。8月下旬には麻布十番祭り、9月中旬には秋祭りも開催されるなど、昔ながらの行事も残っています。
麻布十番には、寺社が多いのも特徴の一つです。代表的なのが、増上寺、善福寺や麻布氷川神社です。街全体に落ち着いた雰囲気と下町情緒が感じられるのは、寺が多いことも関係しているかもしれません。
そして、麻布十番はインターナショナルな雰囲気がある街でもあります。各国の大使館や外資系企業オフィスが多く、外国人が多いです。ちなみに、この街に大使館が多いのは、駅周辺にかつて大名屋敷跡地が多かったことが関係しています。外国人向けの高級スーパーやインターナショナルスクールもあるので、日本にいながら異国気分も味わえる街ともいえるでしょう。パトロールも行われており、治安面でも安心です。
麻布十番の特徴は、もう一つあります。それは、高級住宅街であることです。特に、南麻布・元麻布は高級住宅街エリアで、大使館が集まっているのもこのエリアです。高台の上は大邸宅などが建ち並ぶ高級住宅街として知られています。
港区は子育て支援が手厚いため、小さな子供がいるファミリーも増えています。文教地区でもあり、麻布中学・高校や東洋英和女学院中学・高校などの名門私立校だけでなく区内でもトップクラスの公立小学校も複数あります。教育熱心な保護者に人気あるエリアといえるでしょう。
高級住宅街のため家賃や物価が高いイメージですが、意外と庶民的な面もあり、スーパーやドラッグストアの激戦区でもあります。その一方で、タワーマンションや単身者向けのオシャレなマンションなどもあり、外国人から富裕層、単身者まで幅広い客層の集客が見込めるエリアです。
現在、麻布十番駅の東側では大規模な再開発が進行中。2024年度に完成するビルは、住宅の総戸数約1300戸と言われています。また、駅北側でも大規模な再開発が進行中。麻布十番駅から徒歩10分のところでは日本一の高さの64階建て・54階建ての3本の超高層タワーの建設が進行中、2023年3月に竣工予定。麻布十番は、将来性あるエリアとしてますます注目されるでしょう。
出店のポイント・物件の特徴
高級店やインスタ映えするオシャレな店が多いイメージですが、比較的リーズナブルな店もあります。ただし、ファミレスやチェーン店は少なめ。若者向けの店は少なく、全体的に大人向けの落ち着いた雰囲気の店が多いです。有名レストランやパティスリーなども多数あります。
麻布十番商店街は食べ歩きグルメも充実しており、今川焼やソフトクリーム、焼鳥やコロッケなどを楽しめます。テイクアウト店を出店したい方にもおすすめのエリアです。リモートワークの導入により、平日自宅でランチをするビジネスパーソンも増えたので、テイクアウト店は安定したニーズが期待できるでしょう。
また、外国人が多いため、外国人向けのオシャレな店も需要が期待できます。高級なハンバーガーショップ、オーガニックレストラン、ベジタリアンに対応したレストランなどもおすすめです。
家賃は高いですが、富裕層が多いため客単価が高い店の出店ができるのは、このエリアならではの魅力です。メインストリートだけでなく、路地裏にも名店は多数。看板を設置しないバーや住宅街にある一軒家のレストランなどもあります。出店エリアを駅周辺の人通りが多いところに限定しないことで、出店のチャンスが大きくなるでしょう。
このエリアは起伏に富んだ地形で坂が多いので、出店の際は立地をよく確認することをおすすめします。場所によってはお客さんが足を運びにくいこともあるかもしれません。
周辺スポット
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六本木ヒルズ
麻布十番駅から徒歩5分。有名ブランド店や飲食店、映画館やミュージアム、展望台などがあります。
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有栖川宮記念公園
然豊かな日本庭園がある区立公園。春は梅や桜、秋はイチョウなどが楽しめます。遊具広場があり、ファミリーに人気のスポット。
アクセスしやすい駅・エリア
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白金台駅
都営三田線と東京メトロ南北線の2路線が利用可。高級住宅街として知られており、芸能人や著名人にも人気のエリアです。東京都庭園美術館や国立科学博物館附属自然教育園などの見どころもあります。
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青山一丁目駅
東京メトロ銀座線・半蔵門線・都営大江戸線の3路線が利用可。駅周辺には高層ビルや高層マンションが多く、大企業の本社ビルも多数。飲食店も充実しています。駅の近くに赤坂御用地や明治神宮外苑もあり、自然も豊かです。
麻布十番の賃料相場
- 1F(路面店)
- 31,253円 / 坪
- 地下階・空中階
- 29,591円 / 坪
2019年 | 2018年 | 2017年 | 2016年 | 2015年 | 2014年 | 2013年 | 2012年 | |
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1F | 31,253円 | 30,440円 | 25,645円 | 32,641円 | 29,649円 | 27,217円 | 23,846円 | 24,109円 |
1F以外 | 29,591円 | 25,422円 | 24,356円 | 23,586円 | 22,187円 | 22,126円 | 21,629円 | 22,889円 |
上記情報は、当社が過去に収集した物件情報を、一定の条件に基づいて集計し表示したものです。
相場としての妥当性が保証された情報ではありませんので、あくまで参考情報としてご利用ください。店舗物件の賃料は、立地や構造等の様々な要素に左右されます。
麻布十番駅と賃料が近い駅
クラブ・キャバクラの居抜き物件
業種の特徴
クラブ・キャバクラ業種は、共に店舗物件に入居して飲食を提供する業種でありながら、多くの点において、他の飲食業種と異なっているます。具体的に言うと、クラブ・キャバクラ業種が提供する主たるものは、食事やお酒ではなくサービスや空間です。造作についても業種的特徴が強過ぎるため、他業種との互換性がほとんどありません。しかし店舗の市場においては、物件の造作や出店する業種の違いにしたがって、扱われる物件の領域が切り分けられているわけではなく、店舗物件としてあらゆる情報は混在しています。ゆえに、物件探しの場面で、異なる本質を持った業種同士が出会う場面はしばしばあります。仮に、クラブ・キャバクラ業種以外の業種での出店を検討している人であったとしても、クラブ・キャバクラ業種がどういったものなのか、大枠を把握しておくことは、出店において有用と言えるでしょう。
物件の特徴
フロア・立地
クラブ・キャバクラ業種は他の業種と異なり、路面である事を重視せず、むしろ空中階や地下の物件を好む傾向があります。これは、非日常の場として、外界と隔絶した空間を演出する事や、キャッチ等の独自の集客方法を持つ事、そもそも入居可能なビルが限られている事等が、主な理由とされています。
坪数について
お店の規模にも寄りますが、スナックやガールズバーであれば、カウンターのみで5-15坪程度の小物件でも運営可能です。提供する食事も大抵の場合、乾き物が中心となりますので、厨房スペースも防水工事もほとんど必要ありません。一般的なラウンジやキャバクラ等の業態になると、厨房もあり、席間も広く取るようになる為、サイズ感は変わり30-50坪程度が適正となります。六本木や新宿等の日本有数の盛り場では、50坪から100坪を越すような巨大な高級クラブもあります。
その他
ソシアルビルについて
クラブ・キャバクラ・スナック・ラウンジ等のいわゆる夜のお店や、小規模飲食店等、業種の制限を設けていないテナントビルの事を総称してソシアルビルと呼び、主だった繁華街には必ずといってよいほど存在します。ソシアルビルに業種のバッティングという考えはあまりなく、ビルによっては1つのフロアが細かく分割され、スナックや小規模クラブ等の近しい業態のテナントでひしめきあっています。通常ではあまり考えられない事ですが、ソシアルビルにおいては、数階建てのビルに数十もの店舗が入居しているようなケースも少なくありません。新橋や歌舞伎町などの有名繁華街の一角には、数多の入居テナントが出している、それぞれの看板サインによって彩られた、色鮮やかなソシアルビルがいくつも軒を連ねています。このようなソシアルビルが生まれた背景には、物件所有者の意向や風営法等による業種的制約を受けて入居できるビルが限られている事や、クラブ・キャバクラは商圏の捉え方が独特で店舗が集中しやすい、といった事情があります。
出店時のポイント
風営法について
クラブ・キャバクラ業種は、風俗営業第一号の許可がなければ出店できません。これには、いくつかの条件を店舗が満たしている必要があり、接待時のルール、内装の指定、店舗周辺にある他施設の状況等、様々なポイントで制限を受けます。そのような事情から、クラブ・キャバクラ業種で出店を目指す人は、物件探しの段階で、物件の業種への適法性について確認をする必要があります。しかし、物件を紹介する側の不動産会社は、風営法の出店基準についてそれほど深い理解を持っていないことがほとんどです。その点に関しては、クラブ・キャバクラ業種を専門としている不動産会社や行政書士に頼るか、出店者自らが風営法について理解しておかなければならないのが実情となっています。
リース店舗
クラブ・キャバクラ業種と関わりの深いものとして、リース店舗という特殊な賃貸の形式を持つ店舗があります。リース店舗にはテナントが入居する前の募集時点から、元々店舗内に内装、造作、設備が備わっており、居抜き物件と似た性質を持ちます。居抜き物件との一番の違いは、内装造作の所有権の所在です。通常、入居したテナントが自ら工事したり、造作譲渡によって買い取ったり、残置された造作を引き取ったりした場合、造作は物件の所有者ではなく、物件入居者の資産となります。リース店舗の場合、入居者は店舗内にある造作を使用することは出来ますが、造作の所有権は貸主やリース会社にあるため、あくまで借りている立場となります。言い換えれば、リース店舗は造作を活かせるような業種が入居する事を想定した物件と言えます。貸主の想定と入居希望者の業種が食い違った時には、話が複雑化したり、入居を断られる事もありえますので、出店者は注意が必要です。
リース店舗のメリットは、すぐに営業できる状態が整っているので、内装・設備工事に対する初期投資が大幅に抑えられることです。デメリットは、造作を借主の一存では改装出来ないことや、月々支払う店舗リース料が物件の賃借料と内装造作の使用料それぞれの意味を含んでいるため、通常の契約形態の物件賃料よりも、若干高めに設定されてしまうことです。
前述のように、クラブ・キャバクラ業種は入居可能な物件が限られている為、出店しようとするビルが、同業種内で被りやすい、といった特徴を持ちます。これは、そのビルを貸し出す側の立場に立てば、入居してくるテナントの業種が同じようなもので固定されやすくなる、と見る事が出来ます。よってクラブ・キャバクラ業種はリース店舗という業種を想定するような貸し方とは相性が良いと言えるでしょう。元々は業種に関わらず存在したリース店舗という形式も、現在ではほとんどクラブ・キャバクラ業種向けのものしか見る事は出来ません。
オススメエリア
クラブのオススメエリアは、赤坂、六本木、新宿、上野等が繁華街として有名です。ある程度の規模の繁華街を持つエリアであれば、クラブ・キャバクラ業種が集合しているエリアが大抵の場合存在しますので、基本的には場所を選びませんし、住宅地や小規模な駅であってもスナックのような業態で、地元住民向けに営業している店舗もあります。
エリアも当然重要ですが、前述のとおり、クラブ・キャバクラの場合は商圏以外の要素にもある程度、注意を払っていく必要があります。出店する物件は自分の商売上の都合だけではなく、風営法及び貸主の業種許可を、事前に並行して確認しながら探していく事をオススメします。当然ながら、物件の中でも前テナントがクラブ・キャバクラ業種だったものであれば、業種的制限をクリアしている物件である可能性は高まります。
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居抜き物件・貸店舗 | 主な成約事例
更新日: 2025/05/02