九段下駅|中華・エスニックの居抜き物件・居抜き店舗・店舗物件の情報
九段下駅の中華・エスニックの居抜き物件・居抜き店舗・貸店舗一覧
九段下駅の概要
オフィス街であるのと同時に、靖国神社や日本武道館、北の丸公園や千鳥ヶ淵など観光スポットにも恵まれたエリアです。江戸城跡や桜田門などの歴史的建造物、レトロな外観の建物も多数あります。また、学生が多い街で文教地区にもなっています。
交通アクセス
九段下駅は東西線・半蔵門線・都営新宿線の3路線が乗り入れています。 都営新宿線を利用すると新宿まで約8分、東京メトロ半蔵門線を利用すると東京まで約10分です。
エリアの特徴
東京都千代田区に位置する「九段下」駅周辺はオフィス街で、平日は多くのビジネスマンが行き交います。駅前には、目白通りと靖国通りが交差する大きな交差点があり、首都高速も頭上を走っています。
駅名の由来である「九段坂」は、江戸時代に武蔵野段丘の傾斜に9層の石段と、幕府の御用屋敷である「九段屋敷」が造られたことから名付けられました。急勾配でありながら道幅が広く見晴らしも良いため、当時から名所として親しまれていました。関東大震災後に靖国通りの整備を行い、1966年には靖国通りを区切りにして九段北・九段南に分けて、現在の形になったと言われています。
九段下は、皇居をはじめとして、靖国神社や日本武道館、北の丸公園、千鳥ヶ淵公園など観光スポットや自然豊かなスポットが多いため、集客力があります。特に年末年始の靖国神社、イベント時の日本武道館は訪れるたくさんの人で賑わいます。また、春には千鳥ヶ淵公園や北の丸公園で桜が満開になるので、花見客でも賑わいます。さらに皇居は、ランナーやジョガーに人気のスポットです。
神社が点在しているのもこのエリアの特徴で、靖国神社や築土(つくど)神社、東京大神宮などがあります。街の歴史も深く、江戸城跡や桜田門などの歴史的建造物、レトロな外観の建物が多く残されています。オフィスビルと古い建物が混在しているのは、このエリアならではの特徴といえるでしょう。
住む街のイメージがあまりないエリアですが、治安が非常に良く自然も多いので、子育てファミリーが住みやすいエリアです。大通り沿いには、マンションが建ち並んでいます。駅周辺は武道館や皇居、大使館などもあるため、警察官が頻繁に巡回していて、治安は良いです。さらに 二松學舍大学や専修大学があり、文教地区になっているので、道路も整備されていて歩きやすいです。親子で楽しめるレジャー施設も徒歩圏内にあり、東京ドームも近くです。また、科学技術館や東京国立近代美術館など文化的施設もあります。
九段下から神田、神保町方面に歩いて行くと、世界一の本の街と言われる古書店街があります。つまり、神保町方面からの人の流れも期待できるエリアといえるでしょう。
出店のポイント・物件の特徴
九段下は、飲食店が充実しています。ジャンルも様々で、居酒屋からファミリーレストラン、イタリア料理店、ラーメン店、バー、カジュアルな店から本格的なフレンチやイタリアン、バーなど幅広いです。
ビジネスマンが仕事帰りに一杯飲んで帰れる居酒屋や焼鳥屋、ビアホールなどがある一方で、チェーン店やオシャレなカフェも充実しています。また、学生向けの安くてボリュームある店も人気です。和食の店が多いのも特徴で、隠れ家のように佇む個性的な飲食店も多く見られます。
平日はビジネスマンや学生が多いので、ランチ・ディナーともに需要が高いです。客層は幅広く、ビジネスマンや学生、観光客や地域住民などさまざま。どの客層をメインターゲットにするかで、出店エリアも異なってきます。九段下エリアの飲食店は、大通り沿いだけではありません。1本路地を入ったところにも、様々な業態の店が建ち並んでいます。九段下は、個人店もチェーン店も出店しやすいです。
周辺の土地が大規模な、公的施設や学校によって使用されている事もあり、九段下の駅周辺の商業エリアは、あまり広くありません。駅の北東部を中心に商圏が広がっていますが、店舗物件の密度は薄く、あまりごみごみした雰囲気はありません。
商業エリアがさほど広くない分、空き店舗が豊富にあるわけではないので、1階路面店やスケルトン店舗だけでなく、2階店舗やB1階店舗、他業態の居抜き店舗なども視野に入れることをおすすめします。
また、近辺の就業者数自体は比較的多いのですが、就業後は、神保町や神楽坂等の近隣繁華街に足を延ばす人も多いため、九段下で出店するなら夜は落ち着いた常連客中心のお店、または割り切ってランチメインのお店を目指すのが良いかもしれません。
周辺スポット
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靖国神社
令和元年に創立150周年を迎えました。内戦や外国との戦争で命を落とした人たちが祀られています。毎年7月中旬には「みたままつり」が開催されます。
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東京大神宮
縁結びのご利益があるパワースポットで、「東京のお伊勢さま」と呼ばれ親しまれている神社です。日本で初めて神前結婚式を行った神社でもあります。
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北の丸公園
皇居に隣接する自然公園。公園の出入り口にある、「田安門」と「清水門」は国の重要文化財に指定され、「田安門」は江戸城で一番古い門として知られています。敷地内には、科学技術館があります。
アクセスしやすい駅・エリア
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神保町駅
東京メトロ半蔵門線、都営三田線、都営新宿線の3路線が乗り入れています。駅周辺はオフィス街ですが、大学キャンパスも多く学生街でもあります。また、世界最大の本の街と呼ばれ、古本屋や書店が建ち並んでいます。喫茶店やカレー屋の激戦区でもあります。
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大手町駅
計5路線が乗り入れるターミナル駅で、都内でも有数のビジネス街です。オフィスや商業施設が多いですが、自然は少ないです。
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市ヶ谷駅
都営新宿線、JR中央線・総武線、東京メトロ有楽町線・南北線が乗り入れています。駅周辺には大手企業のオフィスや大学キャンパスなどが建ち並んでいます。皇居や防衛省が近いことから警備環境が整っていて、治安が良いエリアです。
九段下の賃料相場
- 1F(路面店)
- 24,003円/ 坪
- 地下階・空中階
- / 坪
2019年 | 2018年 | 2017年 | 2016年 | 2015年 | 2014年 | 2013年 | 2012年 | |
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1F | 24,003円 | 21,340円 | 21,978円 | 19,657円 | ||||
1F以外 | 12,358円 | 15,619円 | 10,775円 |
上記情報は、当社が過去に収集した物件情報を、一定の条件に基づいて集計し表示したものです。
相場としての妥当性が保証された情報ではありませんので、あくまで参考情報としてご利用ください。店舗物件の賃料は、立地や構造等の様々な要素に左右されます。
九段下駅と賃料が近い駅
中華・エスニックの居抜き物件
業種の概要
食生活が多様な日本には、海外と比べ、自国由来でない食文化を提供する飲食店舗が数多くあります。その中でも、イタリアン、フレンチ、中華料理等は独立したジャンルとして、広く一般に受け入れられていますが、それら以外の国の料理はエスニック料理と総称され、外食産業の中で一定の領域を占めています。とりわけメジャーなものは、韓国料理、インド料理、タイ料理等ですが、先に挙げたメジャー料理以外にも、ギリシャ料理、レバノン料理、パキスタン料理、ロシア料理等、実際にはほとんど国の数だけ業態が存在することになります。また、これらのような、まだそれほど一般化していない国の料理は、顧客の大多数である日本人にとってはあまり馴染みのないものですが、逆に言えば、商圏内で業種がバッティングする可能性が低いので、地域で独自の存在感を持つ事ができる業態である、とも言う事が出来るでしょう。
物件の特徴
基本的には路面店舗を好む傾向があります。また、中華・エスニック料理業種の出店基準には、一般的にはそれほどニーズの高くない、メゾネットや一棟貸の物件なども含まれている場合が多いです。必要とする坪数は、概ね10-30坪程度の小・中規模の店舗物件となります。
匂いの問題
中華・エスニック料理は一般に、飲食業種の中では、特に店舗の放つ臭気が強いというイメージをもたれがちです。特別なスパイスや素材を用いて発生する匂いが、日本人にとってはなじみが薄いため、特に気になってしまうというのも原因の一つかもしれません。臭気の問題は、周辺住民とのトラブルに直結するため、吹き出しダクトでの出店は許可がおりない場合が多いです。
案件のポイント
国籍
中華・エスニック料理業種の場合、在留外国人の方が母国の料理を提供する店舗として運営する事が多くあります。外国人の方にとっては、日本人独特の慣習、常識は理解し難い部分もあるでしょうし、契約書の内容なども読解する日本語文としては難易度が高く、出店の際に、常に言葉の壁はつきまといます。また、残念な事ですが、外国の方に対して偏見を持った貸主様もおり、審査の際のマイナスポイントとなってしまう事もありえます。不安な方は、事前に不動産会社を通して相談したりして、日本の不動産事情に関する認識を深めておく事が重要です。邦人の方の連帯保証人等がいれば、申込が通りやすくなるといった場合もあるようです。
申込時のポイント
ラーメンや焼肉等と同じく、中華・エスニック料理という飲食業種は、貸主からの評判があまりよくありません。匂いが強く・油も多く使うので、同ビルの他入居者や、周辺住民とトラブルになりやすく、貸主が入居を認める事に対して、後ろ向きとなってしまうというのが、主な理由です。そのような事情から、重飲食業種の中でも、中華・エスニック業種はとりわけ業種NGを受けやすくなっています。店舗探しの際は、仮に飲食業種が入居可能と、うたっている物件であっても、中華・エスニック業種の入居が本当に問題ないか、早い段階で確認を取ってから内見等をするのがよいでしょう。申込を入れる際も、匂い等への対策をする事を事前に強く訴え、貸主の懸念をやわらげておくことが、重要となります。
オススメエリア
日本で最も人種的多様性のあるエリアと言えば新宿です。外国人観光客の方も多く、エスニック料理の需要は一定してあります。また、横浜の中華街、大久保のコリアンタウン、といったように、国ごとに特定の集住地を持つ場合もあります。それ以外ですと、御茶ノ水・神保町エリアが古くから、カレーを中心とした様々なエスニック料理店が立ち並ぶことで知られています。これらのエリアは、人気がある反面、競合が非常に多いので、一長一短あると言えます。
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更新日: 2025/05/02