田端駅|ラーメンの居抜き物件・居抜き店舗・店舗物件の情報
田端駅のラーメンの居抜き物件・居抜き店舗・貸店舗一覧
田端駅の概要
閑静な住宅街で、落ち着いた雰囲気の街並みが特徴です。買い物スポットや飲食店は少なく、ほぼ住宅街です。交通の便がよく家賃も低い田端は、穴場エリアとして人気。
交通アクセス
田端駅は、JR山手線とJR東北線の2路線が乗り入れています。東京駅まで約10分、新宿駅まで約17分、品川まで約19分と、ターミナルまで20分以内でアクセスできる好立地。
エリアの特徴
北区にある田端駅は、山手線沿いの駅の中では、かなり落ち着いた街並みです。商業施設や娯楽施設はほとんどなく、飲食店も少なめ。繁華街やオフィス街もないので、終日静かです。交通の便がよく落ち着いて暮らせる「田端」は、山手線エリアで家賃が最も低く、23区内で穴場エリアといえるでしょう。JR山手線など都心の会社に勤めている人にも、人気です。治安がよく快適に住めるエリアなので、一度住むと長く住む人が多いのも、田端ならではです。
買い物スポットのメインとなるのが、田端銀座商店街です。この商店街は駅から15分ほどと少し離れていますが、昔ながらのお店が建ち並び、地域住民で賑わっています。すぐ近くには、飲食店や雑貨屋さんがあるアザレア通りもあります。さらに徒歩圏内に、谷中銀座商店街もあるので、生活しやすいエリアとして人気。このほか、駅ビルやスーパーなどもあり、ほどよく便利です。
田端は、北側と南側で雰囲気が異なります。北口に駅ビルができてから、駅前は賑やかになりましたが雑然とはしておらず、きれいな街並みです。アパートやマンションが多いほか、オフィスビルが多いのも北口側です。商店街、郵便局や図書館などの公共施設もあり、利便性が高いです。道は全体的に平坦で、歩きやすいです。一方南口側には、特に商業施設はありません。戸建てが中心の街並みで、北口側よりも落ち着いた雰囲気。急坂が多いのが特徴です。駒込や千駄木にかけて起伏の多い住宅地が広がり、与楽寺・東覚寺など神社仏閣なども多く点在しています。
田端は、芥川龍之介など文士が多く住んだ街としても知られています。明治末期から昭和にかけて、このエリアには田端文士村という村があり、芥川龍之介をはじめとした多くの文士や芸術家が集まっていました。そういった時代背景もあり、田端には今もなお、神社や文豪ゆかりの場所があります。
また、田端には鉄道の聖地という一面もあります。駅の周辺には、JRの車両基地のひとつである「田端運転所」、車輪やレバーなどを置いてある「田端ふれあい橋」をはじめとし、鉄道ファンが集まる撮影スポットも多数あります。
出店のポイント・物件の特徴
田端の飲食店は、北口の駅前にあるチェーン店、商店街に建ち並ぶ個人店がメインです。飲食店のジャンルもさまざま。最も飲食店が多いエリアは、北口を出て、約5分の東田端1丁目商店会です。ここには、居酒屋や立ち飲み屋、そば屋などの店が軒を連ねており、夜は賑わっています。また、田端銀座商店街にも、小さな定食屋や飲み屋が建ち並んでいます。
田端は今後大規模な再開発の予定がないため、急激に人口が増加する見込みは今のところありません。とはいえ安定した人気があるエリアなので、飲食店の需要は期待できます。特にこのエリアは、落ち着いた雰囲気の中ゆっくりと食事を楽しみたいという地域住民が多いため、ひっそりと佇む隠れ家的な店も人気あります。レトロな雰囲気の喫茶店もおすすめ。モーニングからの営業にすると、単身者や高齢者を集客しやすくなるかもしれません。また、鉄道に関連する飲食店は、鉄道ファンを集客しやすいでしょう。
このエリアは、深夜営業する店は少ないです。閑静な住宅街で出店する場合、カラオケ可能なスナックなどは避けた方が好ましいでしょう。個人店の居酒屋・小料理屋などおすすめ。
飲食店出店の際、敷地内に駐輪スペースがあると、地域住民をより集客しやすくなるかもしれません。また、坂の上に出店すると、お客さん特に高齢の方が足を運びづらくなることが懸念されます。立地を決める際は、坂があるか、もし坂がある場合は急坂でないかの確認もしておくと安心です。
周辺スポット
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あらかわ遊園
東京23区内では唯一の公営遊園地です。現在は休園中で、2021年夏頃リニューアルオープンの予定。
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田端文志村記念館
芥川龍之介、菊池寛など小説家や作家の書簡や原稿、初版本を展示している記念館です。
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都電おもいで広場
荒川車庫駅のすぐ近くにある広場で、旧型都電車両が展示されています。
アクセスしやすい駅・エリア
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西日暮里駅
JR山手線と京浜東北線、東京メトロ千代田線、日暮里・舎人ライナーが利用可。駅周辺に飲食店が多く、飲み屋街になっています。居酒屋が多く、サラリーマンを集客しやすい立地です。
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駒込駅
JR山手線と南北線が利用可。商店街が多く、利便性が高いエリアです。娯楽施設はほとんどありませんが、都心へアクセスしやすい好立地。
ラーメン店の居抜き物件
業種の特徴
概要
ラーメン店は、客単価は1,000円前後と決して高いものではありませんが、他業種と大きく違うのは回転率です。人気店ともなると1日15-20回転、坪売りは60万に達することもあります。また、店内のレイアウトやオペレーションを工夫すれば、1-2人の従業員で回すこともできます。
飲食業態の中では参入障壁も低く、人気が出れば売上も伸びて行きやすい反面、競争は苛烈です。顧客も味に対してシビアなので世評に左右されやすく、飲食業種の中では比較的ギャンブル性の高いものと言えるでしょう。
貸主からの印象
多くの場合、物件を貸し出す側(貸主)からのラーメン店という業種に対しての印象は、数ある飲食業態の中でも極めて良くない部類です。油などが特に多いため不潔である、匂いが強いので他区画のテナントや居住者に迷惑がかかる、夜遅くまで営業して行列などが出来ると周辺からの苦情に繋がる、等のネガティブなイメージが業種自体に定着している事が主な理由となります。
物件の特徴
階層・サイズ感
ラーメン店等の物件は、(商業施設内などを除くと)必ずと言って良いほど、道路に面した1Fの物件で、サイズは10-20坪程度の小型店舗がほとんどです。
賃料/立地
賃料については、出店する物件の条件として路面(店舗物件の中でも一般に価値が高いとされる)である事が求められる分、必然賃料(=坪単価)も高くなりがちです。さらに交通量が多い、人目を引きやすい、間口(物件正面の幅)が広い、等の要望が重なると、それほどメジャーなエリアでなくとも、坪25,000円~30,000円に達する場合もあります。
ただ、前述のように、評判に左右されやすい業態ですので、評判が良くなれば、いわゆる目的来店(顧客の方から店を目当てに来店してくる事)を期待する事が出来るため、立地に左右されません。評判を呼ぶ自信があれば、2等立地の物件に出店して、賃料を安く抑えるという選択肢もあります。
その他
とかく入れ替わりの激しい飲食業種ですので、居抜き物件全体に占める、ラーメン店の居抜き物件の数は少なく有りません。
また、同じラーメン店であっても、運営する店舗によってかなり個性が出やすいので、売り上げ不振で閉店した元ラーメン店の物件があったとしても、その後別のラーメン店が入居して、成功する事例も多々あります。
主な造作の特徴
カウンター
ラーメン店ではほぼ必ずといって良いほど、備えている造作です。厨房と客席をカウンターで区切って、給仕にかかる手間を省くことで、スピーディな商品の提供と、人件費の削減に繋がります。
ダクト
繁華街で一般的なラーメン屋を営業するのであれば、吹き出しダクトで調理することはまず不可能です。ビルの屋上までダクトを上げる事はまず必須と言えます。
ポイント
出店時のポイント
重要となるのは、「(匂い等の)貸主が抱く業種への懸念を払拭すること」、求める物件が他社(別業種を含む)と競合しやすいので「スピード感をもって進捗すること」が主な2点です。
また、ラーメン店の場合、建物側の都合上、そもそも業種自体が物理的に出来ない可能性もありえるので、屋上までのダクトルートの有無や、自分の業態が必要とする設備容量と建物が備えている設備容量、を内見の際などに、よく確認しておくのが良いでしょう。
「ラーメン店」の居抜き物件に絞って探すのも一つの方法です。その物件はラーメン店が持つ諸々のハードルを既に一度はクリアしていることになるので出店しやすいからです。また、ラーメン店は業種自体が細分化されており、味自体を評価する傾向が強いので、業種が前テナントと同じであっても十分に差別可する事が出来ます。
匂い対策について
匂いの軽減に関して、下記のような対策が有効です。その分投資はかかりますが、申込時などに設置を約束することで、貸主に対して、匂いへの対策の姿勢をわかりやすく伝える効果もあり、審査・選定を助けてくれますので、覚えておいて損はありません。
- ●アクアフィルター等の消臭装置
空気を水に通して、匂いを除去してから排出するフィルター装置です。 - ●セントラルキッチン
麺やスープを店舗以外の場所(セントラルキッチン)で作り、それを店舗に納入する。
これなら、店舗内では温めるだけで提供できるので、匂いが大幅に抑えられるうえ、調理工数も減らすことができます。
ラーメン店出店のオススメエリア
ターミナル駅:池袋・渋谷・新宿 / 学生街:御茶ノ水・高田馬場 / ビジネス街:八重洲・西新橋
※当ページでは、麺類業態の中でも、ラーメン業種について主に書いております。
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更新日: 2025/05/02