東銀座駅|クラブ・キャバクラの居抜き物件・居抜き店舗・店舗物件の情報
東銀座駅のクラブ・キャバクラの居抜き物件・居抜き店舗・貸店舗一覧
東銀座駅の概要
歌舞伎座で知られている東銀座は、GINZA SIXなどの商業施設やオフィスビルなどが多く、商業地やオフィス街として栄えています。一方で、築地近くのエリアには、下町の雰囲気も残っています。ビジネスパーソンが多く、飲食店も充実しています。銀座の中心地ほど敷居が高くない穴場エリアです。
交通アクセス
東京メトロ日比谷線と都営地下鉄浅草線の2路線が利用可。3路線が利用できる「銀座」駅も徒歩3分で、交通の便が良好。東京・新宿・渋谷などの主要駅は、1回乗り換えでアクセス可能です。東銀座駅と銀座駅は地下通路で繋がっています。
エリアの特徴
中央区にある「東銀座」駅周辺は、日本を代表する商業エリアです。この駅のランドマーク的存在と言えるのが、駅を出てすぐのところにある歌舞伎座です。新橋演舞場などもあり、伝統ある施設が充実しているため、重厚感ある雰囲気も感じられる街です。
リニューアルした歌舞伎座やオフィスタワーの歌舞伎座タワー、GINZA SIXをはじめとする複数の商業施設、高層ビルやオフィスビル、ブランドショップやホテルなどが建ち並ぶ華やかなエリアがある一方で、築地近くには下町の雰囲気が残っているエリアもあります。
このエリアは、かつて花街として栄えていました。木挽町と呼ばれていたエリアですが、埋め立てにより銀座に隣接することになり、東銀座と呼ばれるようになりました。高級料亭が現在も点在しているのは、花街時代の名残と言えるでしょう。
東銀座は、主に3つのエリアに分けられます。一つめは「昭和通り」と「晴海通り」が交差する「三原橋交差点」周辺のエリアです。東銀座の中心で、交差点目の前には歌舞伎座があります。新橋演舞場や東劇もあり、演劇や映画を楽しむ人を集客しやすいです。
二つめは、日比谷線の改札に近いエリアです。松竹本社や築地方面にアクセスする人を集客しやすい立地です。このエリアは、飲食店が多く、趣がある外観の店も多数あります。
三つめは、浅草線の改札に近いエリアです。小規模オフィスやマンションなどが点在しており、銀座のメインエリアも徒歩圏内です。銀座一丁目駅や新富町駅方面にアクセスする人も集客しやすい立地です。
出店のポイント・物件の特徴
東銀座は、銀座の中心地ほど敷居が高くないので、穴場的なエリアです。飲食店が充実しており、チェーン店から個人経営店まで幅広く揃っています。ビジネスパーソンや買い物客を集客しやすいです。
特に和食店が多く、次いで居酒屋、バーが多いです。リーズナブルで人気の店も多く、オムライスが美味しい老舗喫茶店やコスパ抜群のイタリアンレストランがある一方で、高級料亭などもあります。
ビジネスパーソンが多いため、ランチタイムの需要も高い立地です。高級料亭や居酒屋は夜営業のみの店には難しいかもしれませんが、ランチタイムも営業することをおすすめします。夜に比べたら客単価は低くなりますが、ランチを営業する事で知名度を上げたり店の雰囲気を知ってもらったりすることで、夜の集客につなげる工夫が必要です。。
東銀座は、エリアによって集客しやすい客層や出店している店の傾向も異なるので、出店エリアを決める際は自分のニーズにマッチしているか見極める必要があります。
例えば、築地方面のエリアでは、寿司店が多いです。市場は移転しましたが、魚介の仕入れやすさや、来訪者からのニーズは残っているので、寿司店や海鮮系居酒屋などもいいかもしれません。また、歌舞伎座近くには、歌舞伎を鑑賞する富裕層の方が多い可能性があります。客単価が高い店でも、比較的集客しやすいエリアです。
このエリアで出店する場合、注意点が二つあります。まず、東銀座エリアは、駐車場の数が非常に少ないです。料亭など超高級店系の場合、お客さんが車で来る可能性もあるため、事前に周囲の駐車スペースがあるか調査しておくと安心です。
二つめは、大通り沿いはかなり賑やかということです。駅前の交差点は交通量が非常に多いです。周辺には大型病院や警察署があるため、救急所やパトカーの音が気になる可能性もあります。落ち着いた雰囲気の店なら、路地裏などに出店するのもおすすめ。大通りから外れたところにも、飲食店は多く、出店しやすいエリアは幅広いです。
周辺スポット
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新橋演舞場
大正時代から続く歴史ある劇場。1982年に再建された現在の建物は、総座席数1428の規模を誇ります。歌舞伎だけでなく、スーパー歌舞伎、現代劇、ミュージカルなどさまざまな演目を上演しています。
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歌舞伎座
明治22(1889)年に誕生した劇場。2013年に建て替えし、最新の装備と内装で華々しく再開場しました。隣には歌舞伎座タワーも建っています。
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木挽町広場
歌舞伎座の地下2階にある広場で、大提灯が目印です。歌舞伎関連の土産店やカフェ、イベントなどもあり賑わっています。
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シネスイッチ銀座
日本のミニシアターを代表する映画館。世界各国の良質な映画を上映しています。
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GINZA
PLACE
銀座4丁目交差点に面した複合商業施設。ソニーや日産のショールームや老舗ビヤホール、世界初出店レストランがあります。洗練された外観デザインが特徴で、銀座の新たなランドマークといっても過言ではありません。
アクセスしやすい駅・エリア
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築地駅
乗り入れているのは東京メトロ日比谷線のみですが、「新富町」駅も圏内。築地場外市場や築地本願寺の最寄り駅で、観光客も多いエリアです。築地市場、場外市場の再開発で、今後さらに注目されるエリアの一つです。
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茅場町駅
東京メトロ日比谷線と東京メトロ東西線の2路線が利用可。東京駅も徒歩圏内。駅周辺はオフィス街で、飲食店も充実しています。ビジネス街ということもあり、単身者が多く住んでいます。
東銀座の賃料相場
- 1F(路面店)
- 43,637円 / 坪
- 地下階・空中階
- 21,025円 / 坪
2019年 | 2018年 | 2017年 | 2016年 | 2015年 | 2014年 | 2013年 | 2012年 | |
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1F | 43,637円 | 73,348円 | 64,927円 | 30,664円 | 32,633円 | 34,285円 | ||
1F以外 | 21,025円 | 23,609円 | 26,144円 | 21,250円 | 21,869円 | 19,388円 | 18,225円 | 17,288円 |
上記情報は、当社が過去に収集した物件情報を、一定の条件に基づいて集計し表示したものです。
相場としての妥当性が保証された情報ではありませんので、あくまで参考情報としてご利用ください。店舗物件の賃料は、立地や構造等の様々な要素に左右されます。
東銀座駅と賃料が近い駅
クラブ・キャバクラの居抜き物件
業種の特徴
クラブ・キャバクラ業種は、共に店舗物件に入居して飲食を提供する業種でありながら、多くの点において、他の飲食業種と異なっているます。具体的に言うと、クラブ・キャバクラ業種が提供する主たるものは、食事やお酒ではなくサービスや空間です。造作についても業種的特徴が強過ぎるため、他業種との互換性がほとんどありません。しかし店舗の市場においては、物件の造作や出店する業種の違いにしたがって、扱われる物件の領域が切り分けられているわけではなく、店舗物件としてあらゆる情報は混在しています。ゆえに、物件探しの場面で、異なる本質を持った業種同士が出会う場面はしばしばあります。仮に、クラブ・キャバクラ業種以外の業種での出店を検討している人であったとしても、クラブ・キャバクラ業種がどういったものなのか、大枠を把握しておくことは、出店において有用と言えるでしょう。
物件の特徴
フロア・立地
クラブ・キャバクラ業種は他の業種と異なり、路面である事を重視せず、むしろ空中階や地下の物件を好む傾向があります。これは、非日常の場として、外界と隔絶した空間を演出する事や、キャッチ等の独自の集客方法を持つ事、そもそも入居可能なビルが限られている事等が、主な理由とされています。
坪数について
お店の規模にも寄りますが、スナックやガールズバーであれば、カウンターのみで5-15坪程度の小物件でも運営可能です。提供する食事も大抵の場合、乾き物が中心となりますので、厨房スペースも防水工事もほとんど必要ありません。一般的なラウンジやキャバクラ等の業態になると、厨房もあり、席間も広く取るようになる為、サイズ感は変わり30-50坪程度が適正となります。六本木や新宿等の日本有数の盛り場では、50坪から100坪を越すような巨大な高級クラブもあります。
その他
ソシアルビルについて
クラブ・キャバクラ・スナック・ラウンジ等のいわゆる夜のお店や、小規模飲食店等、業種の制限を設けていないテナントビルの事を総称してソシアルビルと呼び、主だった繁華街には必ずといってよいほど存在します。ソシアルビルに業種のバッティングという考えはあまりなく、ビルによっては1つのフロアが細かく分割され、スナックや小規模クラブ等の近しい業態のテナントでひしめきあっています。通常ではあまり考えられない事ですが、ソシアルビルにおいては、数階建てのビルに数十もの店舗が入居しているようなケースも少なくありません。新橋や歌舞伎町などの有名繁華街の一角には、数多の入居テナントが出している、それぞれの看板サインによって彩られた、色鮮やかなソシアルビルがいくつも軒を連ねています。このようなソシアルビルが生まれた背景には、物件所有者の意向や風営法等による業種的制約を受けて入居できるビルが限られている事や、クラブ・キャバクラは商圏の捉え方が独特で店舗が集中しやすい、といった事情があります。
出店時のポイント
風営法について
クラブ・キャバクラ業種は、風俗営業第一号の許可がなければ出店できません。これには、いくつかの条件を店舗が満たしている必要があり、接待時のルール、内装の指定、店舗周辺にある他施設の状況等、様々なポイントで制限を受けます。そのような事情から、クラブ・キャバクラ業種で出店を目指す人は、物件探しの段階で、物件の業種への適法性について確認をする必要があります。しかし、物件を紹介する側の不動産会社は、風営法の出店基準についてそれほど深い理解を持っていないことがほとんどです。その点に関しては、クラブ・キャバクラ業種を専門としている不動産会社や行政書士に頼るか、出店者自らが風営法について理解しておかなければならないのが実情となっています。
リース店舗
クラブ・キャバクラ業種と関わりの深いものとして、リース店舗という特殊な賃貸の形式を持つ店舗があります。リース店舗にはテナントが入居する前の募集時点から、元々店舗内に内装、造作、設備が備わっており、居抜き物件と似た性質を持ちます。居抜き物件との一番の違いは、内装造作の所有権の所在です。通常、入居したテナントが自ら工事したり、造作譲渡によって買い取ったり、残置された造作を引き取ったりした場合、造作は物件の所有者ではなく、物件入居者の資産となります。リース店舗の場合、入居者は店舗内にある造作を使用することは出来ますが、造作の所有権は貸主やリース会社にあるため、あくまで借りている立場となります。言い換えれば、リース店舗は造作を活かせるような業種が入居する事を想定した物件と言えます。貸主の想定と入居希望者の業種が食い違った時には、話が複雑化したり、入居を断られる事もありえますので、出店者は注意が必要です。
リース店舗のメリットは、すぐに営業できる状態が整っているので、内装・設備工事に対する初期投資が大幅に抑えられることです。デメリットは、造作を借主の一存では改装出来ないことや、月々支払う店舗リース料が物件の賃借料と内装造作の使用料それぞれの意味を含んでいるため、通常の契約形態の物件賃料よりも、若干高めに設定されてしまうことです。
前述のように、クラブ・キャバクラ業種は入居可能な物件が限られている為、出店しようとするビルが、同業種内で被りやすい、といった特徴を持ちます。これは、そのビルを貸し出す側の立場に立てば、入居してくるテナントの業種が同じようなもので固定されやすくなる、と見る事が出来ます。よってクラブ・キャバクラ業種はリース店舗という業種を想定するような貸し方とは相性が良いと言えるでしょう。元々は業種に関わらず存在したリース店舗という形式も、現在ではほとんどクラブ・キャバクラ業種向けのものしか見る事は出来ません。
オススメエリア
クラブのオススメエリアは、赤坂、六本木、新宿、上野等が繁華街として有名です。ある程度の規模の繁華街を持つエリアであれば、クラブ・キャバクラ業種が集合しているエリアが大抵の場合存在しますので、基本的には場所を選びませんし、住宅地や小規模な駅であってもスナックのような業態で、地元住民向けに営業している店舗もあります。
エリアも当然重要ですが、前述のとおり、クラブ・キャバクラの場合は商圏以外の要素にもある程度、注意を払っていく必要があります。出店する物件は自分の商売上の都合だけではなく、風営法及び貸主の業種許可を、事前に並行して確認しながら探していく事をオススメします。当然ながら、物件の中でも前テナントがクラブ・キャバクラ業種だったものであれば、業種的制限をクリアしている物件である可能性は高まります。
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居抜き物件・貸店舗 | 主な成約事例
更新日: 2025/05/01