業務委託
その名の通り、ある法人等が特定の業務を外部に委託する(任せる)事です。
この場合、基本的に運営に必要な運営に当たってのノウハウ、内装、必要な厨房設備や空調設備、什器等は業務委託元が、あらかじめ用意し、実際の店舗の運営(調理、接客、仕込み、掃除等)は業務委託先が担当します。
また、契約については、入居する物件の大家との賃貸借契約は業務委託元が結ぶこととなり、業務委託元と業務委託先は業務委託契約を結びます。
形態にもよりますが、これらに必要な投資費用などもすべてオーナーが負担していますので、原則として新たな設備投資を行う必要がなく、業務委託は飲食店の店舗運営を初めて行う起業家や経験の浅い事業主にはおすすめできる業務形態と言えます。
保証金の支払いだけで店舗運営をスタートできるケースが多いので少ない資金で業務をスタートすることができ、 既に業績のある店舗の引継ぎの場合、お客様屋売り上げも引き継げるので魅力的ともいえます。
ただ、業務委託元に毎月支払う店舗使用料などの費用や、 売上報告義務、ほかにも業務運営にあたって既に決められている事もあったりと、店舗運営の自由度が低くなってしまうというデメリットもあります。