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重飲食とは

重飲食

「重飲食」とは、飲食業種毎の調理の度合いに基づく、分類のことをさします。
極めて漠然とした、呼称である「重飲食」ですが、実際にその言葉の使われ方も、人や地域によって異なります。

広義での重飲食とは、飲食業種の中で、ある程度本格的な調理を必要とするものと言った意味合いになり、居酒屋やレストランなどもその中に含まれます。

狭義での重飲食とは、調理を必要とする飲食業種の中でも、「油」「匂い」「煙」等が、他の業種に比べて特に多く、建物自体や建物の周囲に悪影響が出る可能性が高いものを称して使います。たとえば、焼肉料理店、中華料理店、焼き鳥や、カレー店、ラーメン店、等が具体的に、それにあたります。

匂い、煙などの要素は、周辺住民のクレームにつなりやすく、重飲食業種は物販やサービス等の業種に比べ、建物に対する負担がかなり大きいため、貸主は入居させる事に対してしばしば否定的で、募集段階で完全NGを出している物件も多くあります。

こうした事情から、重飲食業で店舗展開している人の中には、調理のほとんどはセントラルキッチン等で、済ませておき、店舗まで運んでから少し加工して、顧客に提供するような形に切り替える人もいるようです。

また、飲食業種の中でも、重飲食ではない業種の事を軽飲食と呼びます。

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