ロードサイド店舗とは(特徴やポイントなど)

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ロードサイドとは

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「ロードサイド」とは沿道のこと。『R・S』と略される事もあります。ロードサイド店舗とは、幹線道路など通行量の多い道路の沿線において、車・バイク・自転車でのアクセスが主たる集客方法である店舗のことです。特に都市郊外の主要幹線沿いに立地するものを指す場合が多いです。

 【特徴】

商品売場面積

ロードサイド店舗は都市部の商店街(アーケード)などと比較して地価が安いため床面積を広く取ることができ、通常の店舗では販売されていない大型商品も取り揃えることができるなど、品揃えも充実した店舗が実現できます。このため、交通量の多い国道道路沿いなどには全国展開している店舗(フランチャイズ店舗など)が連なり集客力を高めています。

客層

客層としては、郊外のショッピングセンターに近い生活道路沿いの店舗にはご家族連れの方々が、トラックなどの車が多い産業道路沿いの店舗には仕事中の方々が多い傾向にあります。そのどちらでも当てはまる道路沿いの立地では混合して来店する事が期待できます。理想の店舗を実現するには、どこの『ロード』サイドに出店するかが重要なカギを握っているともいえるでしょう。

敷地と建坪

ロードサイドの物件では敷地と建坪を分けて表記される事が多いです。建坪は実際の店舗の大きさと敷地面積は駐車場を何台確保出来るかの目安になります。

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建設協力金

⇒別途用語集参照

 【ロードサイドに出店する主な業種】

飲食店

ファミリーレストラン、カフェ、回転寿司、焼肉店、中華料理店、ラーメン店、ファストフード店などの飲食店舗

物販店

スーパーマーケット、子供用品店、衣類販売店、ホームセンター、コンビニエンスストア、ショッピングモール、リサイクル用品店、スポーツ用品店、家具店、ドラッグストア、電化製品店

アミューズメント施設

パチンコ店、映画館、ゲームセンター、カラオケ

サービス店

銀行、携帯電話ショップ、大衆浴場、民泊施設、車屋、葬儀場、結婚式場、ガゾリンスタンド、レンタルビデオショップ、フィットネスクラブ

等々があげられます。ビルインとロードサイドのどちらの立地条件でも、出店されている業態に大きな違いはありませんが、小規模展開とロードサイドで展開するのでは運営方法や店舗イメージ、収益構造等が異なっています。

【ロードサイドに適した立地】

ロードサイド店舗は特に広い店舗面積と駐車場を確保することが必要であることが特徴です。

ロードサイドを選ぶ場合に重要になるポイントは、

・店舗が位置する立地が利用見込み客層の生活圏内にあること。
・位置関係は、接する道路からみて駐車場の認知がされやすく、かつ駐車場へ進入しやすいこと。

車での来店のみを想定した場合、目的をもって来店する際の移動距離の平均は5分であるとされていることから、車の平均移動速度30km(時速)×5分=2.5km(距離)を見込み客層の生活圏内と想定することが多いです。

RS物件の立地について考える時に、ビルインのものと大きく違っている点は、店舗物件とそれに接している道路の関係が極めて密であるという点です。たとえば、道路がどのような用途で使われているのか、交通量はどれほどあるのか、何処と何処を結んでいるのか、沿道にどのような業種の店舗が並んでいるのか等々です。ロードサイド店舗の立地の良し悪しは、ほぼ接している道路によって左右されると言っても過言ではありません。

 【ポイント】

上記の他にも、いくつかロードサイドへの出店において共通して確認しておきたいポイントがあるのでご紹介しましょう。

①視認性

kanban建物が道路から見て奥に位置する場合には、視認性が悪い為、看板等で補う必要があります。実際にお客さんの立場で車を運転しながらその物件を見てみると、道路からの建物の見え方により、適切な看板の設置場所などが割り出せるはずです。

②交差点と物件の位置関係

kosaten交差点への進入直前、ドライバーは対向車や右左折車などに注意を払っているため、店舗への認識が遅れます。その事から交差点の2~3件程、先か後が最も有利といわれています。

③中央分離帯

bunritai中央分離帯がある道路に面している物件は、基本的に店舗の面する片側道路からしか入れません。ですので中央分離帯のある道路沿いにある物件の場合、どちら側の道路により交通量があるのかは把握したいところです。

④駐車可能台数

chusyajo駐車台数は集客に直接関わってきます。どんなに人気の店舗でも駐車台数が不足してしまったらお客様の取りこぼし(=機会損失)に繋がってしまいます。必要となる駐車場台数は、業種・業態により様々です。ピーク時の来店台数や、平均乗車人員、滞在時間、店舗面積等から必要となる駐車場台数を計算します。あくまでも目安ですが、チェーン店がRSで出店する場合、最低でも20台は駐車台数がないと、まず検討出来ないと言われています。

この様に、道路と店舗の位置関係や、駐車場は店舗選定にあたり非常に重要です。ぜひ、店舗を選定する際に備え、憶えておいてください。

【有名なロードサイド】

最後にいくつか有名なロードサイドをあげてみましょう。

茨城県水戸市の国道50号水戸バイパスの各沿線

「ロードサイド銀座」とも呼ばれ、北関東3県の人口密度が比較的高い地域となっており、また沿線に内陸工業地域が連なることもあって、常に一定の交通量があります。

千葉県印西市の国道464号沿線(千葉ニュータウン)や

近年、印西市内の千葉ニュータウン中央地区~印西牧の原地区は、大型ホームセンター、ショッピングモール、千葉ニュータウンなどの大型商業施設が相次ぎ開業しました。生活道路としての側面が強い道路です。

千葉県から神奈川県にかけての国道16号沿線

国道16号は東京近郊を環状に結ぶ数少ない道路であり、神奈川県横浜市、相模原市、東京都八王子市、埼玉県川越市、さいたま市、千葉県柏市、千葉市といった都市を結ぶため日中は交通量が非常に多い道路です。

草加市から越谷市にかけての国道4号草加バイパス

国道4号線は東京都中央区の日本橋を起点とし、北関東・東北地方を縦貫し青森県青森市の青森県庁前を終点とする国道です。総延長・実延長および現道区間の延長が日本一長い国道である為、場所によって特色が移り替わる道路です。草加市から越谷市にかけては生活道路の色が強いといえます。

 

<国道16号線>

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