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償却とは

償却

借主が貸主に預け入れた、保証金(敷金)が返却される際に、一定金額を差し引くことを指します。
(もしくはその額そのもののこと)

償却は契約時に定められ、その単位(表示方法)については主に
『○ヶ月』…賃料の○ヶ月に相当する額
『○%』…保証金の○%に相当する額
『○円』…具体的な金額
の3つに分類されます。
また、保証金(敷金)は非課税ですが、償却は課税対象となります。

例)
賃料:100万円、敷金:10ヶ月、解約時償却賃料の2ヶ月分の場合 ※いずれも税別

⇒解約時に返却される敷金の額は
保証金(賃料1,000,000×10ヶ月)-償却(賃料1,000,000×2ヶ月×消費税1.08)=7,840,000円
となります。

また、解約時期によって償却の割合が変動するケースもあるので注意が必要です。
例えば、5年満期で10%、3-5年未満の解約時は20%償却3年未満の解約時は30%、等です。

これは、入居者にできるだけ長期の入居を促す為や、入居したは良いが、早期に解約となってしまった場合の手間代などの意味合いを持っています。

償却は、基本的には解約時に行われる事が多いですが、稀に、年毎や更新時に償却という物件もあります。
この場合は、定められた期間が来るごとに、保証金(敷金)から一定の金額が償却され続けます。
そうした償却の形式においては、償却され、減じた分の金額を、借主が新たに貸主に対してその都度補填して、保証金(敷金)の総額を一定に保つよう定められることが一般的です。

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